北海道の化石たち

2013年北海道にて

 

カラッと晴れた青空の下、アンモナイトの眠る小川を歩いた。

ノジュールを割るハンマーの音が谷間に響く。やがてその音もせせらぎに飲み込まれていく。

水の流れ、木々のざわめき、小鳥のさえずり…、聞こえてくるのは自然が奏でる贅沢な音色。

そして見渡す限りの雄大な自然。

引き込まれるように奥へ奥へと進んでいく。

 

ハンマーがノジュールを的確にとらえ、8000万年ぶりに日の目を浴びるアンモナイト達。

これこそ僕が待ちわびていた瞬間。

化石採集における最高の時間だ。